朝から元気な人の特徴
「睡眠の日」は、睡眠についての正しい知識の普及と国民の健康増進への寄与を目的に、睡眠健康推進機構が日本睡眠学会との協力によって制定したもので、3月18日を春の「睡眠の日」、9月3日を秋の「睡眠の日」と定めています。
今回は、寝る前の行動に注目して、睡眠前の準備にこだわっている人と、こだわっていない人の違いを比較したパナソニック社の調査について説明していきます。
アンケート結果
調査の結果、睡眠前の準備にこだわっているかどうかで、日中の元気度に差があることがわかりました。こだわり有りのグループでは、朝から元気に動けていると思う人が62.0%に対して、こだわり無しのグループで同じ回答をした人は46.4%にとどまり、実に15.6%もの差が生じています。
また、毎日元気に動けていると思う人の割合も、こだわり有りのグループでは65.2%、こだわり無しのグループでは51.2%で、14%の差がありました。睡眠前の準備にこだわっている人は、こだわっていない人に比べて、元気度が高い傾向にありそうです。
睡眠前の時間を充実させる(睡眠前の準備にこだわる)ことで、翌日の“元気度”には違いがでると思いますか? の質問には、こだわり有りのグループでは93.6%、こだわり無しのグループでも81.6%が「そう思う」と回答したためどちらのグループも、大多数の人が睡眠前の時間を充実させることで、翌日を元気に過ごせるという認識を持っていることがわかります。
こだわり無しのグループのうち、前問で「毎日元気に動けていると思わない」と答えた方に、睡眠前の準備にこだわっていない(こだわれていない)理由を聞いたところ、気持ちの余裕がない、時間の余裕がないという回答が多い結果でした。
具体的な声としても、「子育てと仕事が忙しくて気絶するように寝ている」(35歳)、「子どもの授乳をしながらうとうとしてしまい、終わったらそのままベッドに倒れて寝てしまう」(34歳)、「仕事が終わると疲れて動けなくなり、それ以外のことがおろそかになってしまう」(26歳)などの回答がありました。
このような結果から、元気度が低い人たちは、「元気がなく、寝る前に何かするゆとりもない」→「睡眠前の準備がおろそかなまま、倒れこむように寝ている」→「睡眠前の準備にこだわれていないから、元気度が低いまま」という負のスパイラルに陥っている可能性があると考えられます。
こだわり有りのグループに、「普段、寝る前におこなっていること」を聞いた質問では、マッサージ・ストレッチの回答が最多(53.6%)となっていました。ほかにもリラックスできる音楽を聴いたり、アロマなどで香りを楽しんだりしている人が多いとわかりました。
日中を元気に過ごすには、疲れを溜めないことが大切です。そのためには、質の良い睡眠をとることが必要になります。今回のパナソニック社の調査でも明らかになったように質の良い睡眠をとり日中元気に過ごすためには、睡眠前の準備にこだわりを持つ必要があります。しかし、上記にこだわれていない理由が記されているように、忙しい方は時間を作るのも難しいと思います。
HANAReは、そんな方々の味方になれるような店舗となっています。睡眠をコンセプトとしているため、店内は質の良い睡眠が取れるようになる工夫をしており、リラックスして心身ともにスッキリしていただける環境になっています。普段の疲れをひどく感じる方、睡眠に悩みを抱えている方は是非一度、HANAReにお越しください。