日中の眠気が強いときに見直すべきこと
しっかり寝ているつもりなのに日中眠くなる、仕事や日常生活に支障をきたしてしまうなど、日中の眠気にお悩みを抱えてはいませんか。
日中の眠気の原因には、睡眠時間の不足以外にも睡眠の質の低下や体内時計の乱れなどが考えられます。
今回は、日中に眠気が起こる原因と対策について説明します。
日中の眠気の原因
- 睡眠時間
適切な睡眠時間は人によって異なります。年齢によっても異なりますが、20代~30代では約7時間の睡眠が必要とされています。しかし、日本は世界と比べると平均睡眠時間が短く、睡眠に満足している人も少ないです。睡眠不足が重なってしまうと、しっかりと疲労をとることができず、日中の集中力低下や眠気に繋がってしまいます。
- 睡眠の質の低下
睡眠の質が低下してしまうと、睡眠時間の確保はできていても睡眠不足と同じ状態になります。過度な飲酒や喫煙、カフェインの大量摂取、寝る直前の食事、室内環境、寝る前のスマホ操作やストレスによる交感神経の刺激は、睡眠の質を下げる要因となります。
- 体内時計の乱れ
人の体内時計は約25時間とされています。体内時計では24時間の周期に合わせるために、睡眠や体温、ホルモン分泌など様々な機能を調節しています。体内時計が乱れてしまうと好ましい時間に眠ったり起きたりすることが困難になってしまいます。
- 薬の副作用
花粉症の治療薬や風邪薬に含まれる、抗ヒスタミン剤は眠気や集中力の低下を引き起こすことがあります。
病気の可能性
日中に強い眠気があり、原因が睡眠不足や生活習慣の乱れでない場合は、病気の可能性もあります。よく知られているのは睡眠時無呼吸症候群です。この病気は、肥満や扁桃肥大、アデノイドの肥大などが原因となり、睡眠時に何度も無呼吸状態を繰り返すのが特徴です。また、うつ病や月経前症候群も睡眠障害を引き起こし、日中の眠気の原因になることがあります。
効果的な対策
- 朝起きたら光を浴びる
朝起きて朝日を浴びると幸せホルモンともいわれるセロトニンが分泌されます。セロトニンは睡眠に関与するだけでなく、食欲や感情などのコントロールにも作用するため心身のバランスを整えることができます。
- 就寝前の過ごし方を変える
就寝前のスマホ操作は行わないようにしましょう。スマホやパソコンから発せられるブルーライトは体内時計を乱します。さらに深い眠りに関係するメラトニンの分泌も抑制してしまいます。
- 毎日の起床・就寝時間を決める
毎日起きる時間と寝る時間を決めておくと睡眠習慣を整えることができます。
HANAReでの取り組み
HANAReは、睡眠をコンセプトとした店舗になっています。睡眠に関してお悩みを持つ方に対して質の良い睡眠をとっていただく工夫をしています。店内では音や光の制限をし、ソルフェジオ周波数という副交感神経に作用する音楽を聴きながらヘッドスパや美容鍼を受けていただきます。また、ヘッドスパで使用するオイルは不眠症治療に効果的とされているCBDオイルを使用し、タオルもVENEX社のリカバリークロスを使用することでより休息をしやすい状態で受けていただけます。
是非一度、HANAReでの施術をご体験ください。