快眠するために脳を眠りモードに変える「モノトナス」とは?
眠る前の脳には余計なことを考えさせないことが必要です。
脳への刺激は、質の良い睡眠の大敵です。
悩みや心配事があったり、寝る直前まで仕事やスマホゲームをしていたりすると、脳の興奮状態が続くためなかなか眠りが訪れません。
ある実験では、マウスを住み慣れたゲージから新しいゲージに移すと、眠りにくくなったという報告があります。人も同じで、環境の変化がストレスとなり眠れなくなることはよくあります。ほかにも暑さや寒さで眠れない、明るくて眠れない、うるさくて眠れないなど、質の良い睡眠を妨げる環境要因はさまざまです。何から強い刺激を受けるかは人によっても異なるため、眠れなくなる原因は多くあるのです。
脳は、些細な環境の変化や刺激にも反応します。眠る前の脳には極力、余計なことを考えさせないようにすることが質の良い睡眠には大切です。しかし、考えるなといわれると、余計に考えてしまうものが人間心理です。
一方、電車に乗って変わらない風景を見ているとき、難しい本を読んでいるとき、静かな映画を見ているときに、眠くなることがあると思います。これは、脳がモノトナス(単調な状況)であることに退屈して眠くなっているのです。退屈は、日常の生活ではあまり歓迎されませんが、質の良い睡眠のためには必要なことになります。
眠りにつくまでの決まりがあると、 考えることが減り、脳への負担を減らせます。睡眠に影響を与えやすい時間や寝具、服装、光、温度、音などのルーティーンを決めておくことが効率よく眠りにつく1つの方法です。
睡眠は生きていくうえで、基本的でもっとも重要な生理現象です。質の良い睡眠が取れていないと、疲れがうまく取れなかったり、日中の集中力が低下したり、だるさや眠気が残ったりと日常生活への影響が現れてしまいます。寝る前のルーティーンを決めスムーズに眠りにつける工夫や寝る前にスマホ操作などの脳を興奮させることは避けるようにしましょう。
またHANAReでは、睡眠に悩みを抱えている人に対して、質の良い睡眠をとっていただくための工夫をしています。睡眠には自律神経、特に副交感神経を優位にすることが必要とされるため、店内では音や光の制限をし、ソルフェジオ周波数という副交感神経に作用する音楽を聴きながら施術を受けていただきます。脳がモノトナスであると判断させ、入眠モードに導いてくれる環境をご用意しているため睡眠にお悩みを抱えている方、普段の疲れを癒したい方、是非一度HANAReでの施術をご体験ください。