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ブレインフォグとは

ブレインフォグという症状をご存知でしょうか?

ブレインフォグは名前の通り脳に霧(Fog)がかかってしまうような状態を指し、思考力、集中力、記憶力などが低下してしまいます。

新型コロナウイルス感染症でも後遺症の一つとして語られることが多くなった症状ですが正式な医学的な診断名ではありません。

脳の神経細胞へのウイルス感染や炎症が原因と考えられていますが、いまだに発症のメカニズムはわかっていません。

今回はこのブレインフォグについてご紹介いたします。

ブレインフォグの症状

・頭がぼーっとして集中できない

・相手の話が頭に入ってこない

・何度も読み返したり、聞き返したりしないと内容が頭に入らない

・物事を開始する、行動するのに時間がかかる

・マルチタスクができない

・頻繁に物事が思い出せなくなる良い言葉が思いつかない

・会話中に言葉が詰まる

・少し前のことも思い出せない

・度忘れして言葉が出てこない

・考えがまとまらない

・情報が散らばってまとまらない

・判断力や決断力が鈍る

・今までできた仕事がうまくできない、ミスが増える

・考えるのが遅くなった

・頭にモヤがかかる

・頭が重い

・うまく眠れず朝起きてもすっきりしない

・何をするにも億劫でやる気が出ない

・イライラしやすくなった

・普段の音がうるさく聞こえる

上記の症状が単一ではなく複数の症状を伴って発症します。

ブレインフォグの原因やメカニズムについてはいまだに解明されていませんが下記の要因が考えれています。

脳疲労

  • 過度なストレスや働きすぎにより、脳が慢性的に疲労している状態。
  • スマートフォンやパソコンの長時間使用による情報過多も脳に負荷をかけます。

ストレス/不安

  • 人間関係、過労、将来への不安など、慢性的なストレスは自律神経の乱れを引き起こし睡眠障害やホルモン異常を招くことがあります。

睡眠不足・生活リズムの乱れ

  • 慢性的な寝不足や昼夜逆転の生活は、脳の休息時間を奪い情報整理や記憶の定着を妨げます。
  • 不規則な食生活や栄養不足も原因となります。

ホルモンバランスの乱れ

  • 女性の場合、生理(PMS/PMDD)や更年期によるホルモン変動が記憶力や集中力の低下を引き起こすことがあります。
  • 男性も加齢によるテストステロンの低下が影響する可能性があります。

感染症・慢性炎症

  • 近年、新型コロナウイルス感染症の後遺症としてブレインフォグを訴える人が増えています。ウイルス感染後に脳が炎症を起こしている可能性が指摘されています。

腸内環境の乱れ

  • 腸内環境の乱れがブレインフォグの原因となることがあります。脳と腸は密接に影響し合っており最近では「脳腸相関」という言葉があるように腸が脳をコントロールしていると考えられています。また腸内の炎症が、慢性炎症の原因と考えれておりブレインフォグと腸内環境は密接な関係があると考えられています。

ブレインフォグの改善には

ブレインフォグは様々な要因で発生する症状なので改善策も1つではなく様々な施作が必要となります。

腸内環境の改善には食事の見直しが必要となりますしホルモンの影響の場合は薬物療法も検討しなければなりません。

そういった中でまず取り組んでいただきたいのが脳疲労の改善や睡眠の改善です。

現代社会は情報社会であり、縄文時代の人の一生の情報が一日で入ってくると言われております。

それに伴い脳は常に働いている状態のため、脳にも休息を与える必要があります。

脳の休息のためには情報の遮断を行う必要であり、真っ暗な空間での坐禅などが推奨されています。

また質の良い睡眠は脳の情報のアップデートに必要であり脳にとっても休息は必要不可欠なものです。

HANAReは睡眠をコンセプトとした施設となっており、真っ暗な空間で情報を遮断した状態でヘッドスパ行っています。ブレインフォグの改善のために必要な環境が揃っておりますので、ブレインフォグに該当するような症状でお悩みの方はHANAReにご相談ください。