ほうれい線について
ほうれい線が深い人と深くない人での印象は大きく異なります。ほうれい線の目立つ人は、疲れた顔や老けているように見られてしまいます。ほうれい線は、頬と口元の境目にできるしわですが、加齢によるものだけではなく、様々な原因があり、若い人でも目立つ人はいます。
ほうれい線の原因
お肌の乾燥
お肌の乾燥は、ほうれい線ができる原因になります。お肌を乾燥させたままにすると、ハリを保つことができなくなり、頬のたるみが進行してしまいます。30代前後でほうれい線の気になる方は、お肌の乾燥が原因になっているかもしれません。
むくみ
顔のむくみでお肌がたるみ、ほうれい線を目立ちやすくしてしまいます。むくみは、お酒を飲んだ次の日や塩分の取りすぎなどによって起こるため、注意が必要です。
加齢
日頃からお手入れや対策をされていても、年齢とともにお肌のハリは失われていき、たるみも出てきます。年齢を重ねると頬の位置が下がってくるためほうれい線も目立ちやすくなります。
たるみ
頬には、脂肪がついていて落ちないように顔の筋肉が支えています。顔の筋肉がたるんでしまうと、その脂肪が落ちてしまうので、ほうれい線が目立つ原因となってしまいます。
その他にも、食生活の偏りや姿勢、紫外線の影響などお肌のハリを奪い、ほうれい線を目立たせてしまう原因は多く存在するため、日頃から対策をする必要があります。
対策・予防
顔のトレーニング
お肌のハリを保つために顔の筋肉を鍛えることはとても大切です。顔全体の筋肉を大きく動かすことで鍛えることができます。
大きく口を開けて「あ・い・う・え」と声に出してください。それぞれ5秒~10秒行っていただくと表情筋が鍛えられ、ほうれい線や顔のたるみの予防にもつながります。
毎日のスキンケア
ほうれい線が目立つ大きな原因は、お肌の乾燥です。年中日焼け止めを使用して、紫外線対策をしたり、入浴後や洗顔後の保湿を怠らなかったりするなど、常にお肌が乾燥しないようにすることが大切です。
美容鍼
鍼灸は身体の内側からアプローチをして、身体がもつ修復力や免疫の働きを利用します。ほうれい線は、むくみや表情筋のコリによってできてしまいます。顔に鍼をすることで凝り固まった筋肉をほぐします。筋肉がほぐれることで血流がよくなり、むくみの改善につながります。また、鍼刺激によってコラーゲンの生成を促します。コラーゲンはお肌のハリに関係しているので、お肌がたるむのを防いでくれます。
美容鍼施術後は、お顔周りがすっきりしたと感じます。しかし、ほうれい線は効果を実感するまでに1~2週間ほどかかります。効果の持続も長くは続きませんので定期的に美容鍼施術を受けていただくことがおすすめです。
美容鍼は、ほうれい線以外にも上記でご説明したようにむくみやたるみの改善にも効果があります。ご興味のある方、悩みのある方は是非一度ご体験ください。